最近は物騒だ.
私はこうした現場に幸いなことに遭遇したことがないので,これから書くことは何も知らない人間,素人が考えることかもしれない.しかし,備えはあって損がないと考えるのでこの記事を書く.
趣味つながりで私は最近こんな本を読んだ.
この本はアメリカ軍での戦傷を受けた兵士がどのように処置されるのかについて触れられている.主に止血について焦点が当てられ,テロに一般人が遭遇した際にも役に立つであろう知識が網羅されている.特に外傷を負ったときの初期対応の重要性や止血方法が説かれている.
一般的な日本人は特に止血に関してはほぼ無知であるというのが私の体感である.あっても教習所で少し触れるだけ.ほとんどの日本人は止血が必要な状況に追い込まれることはない.
幸いなことに,日本では海外に比較してテロが多発してこなかった.
しかし最近の傾向を考えると,こうした事態に対する一般人の抵抗力を高める時期に突入したのかもしれない.
装備があったとしても一般人は対応できないかもしれない.そのための知識・技術の蓄えも重要だが,数があると知識がなくとも装備が充足せず知識・技術のある人間が何もできない事態を避けることができる.対応できる環境にすることが素人にできる第一に重要なことである.
街中を歩く人々各自が常に所持している世の中.
少しでも助かる可能性を高める,助け合う姿勢が今後より重要と考える.
残念ながら事件に巻き込まれるのを予め知り,それを回避するのは不可能だ.対処可能な事態に対して最低限でも対処できるよう装備を整えておけるようにしたい.